東洋製罐×辻調「+Recipeプロジェクト」発表

東洋製罐グループホールディングス株式会社(本社:東京都品川区)と辻󠄀調理師専門学校(本部:大阪市)が、食を通じた社会課題解決を目指す「+Recipeプロジェクト(プラスレシピプロジェクト)」を発足させ、その第一弾として缶詰やレトルトパウチを用いた、長期保存可能な本格料理を開発。発表を兼ねた試食会を開催した。

+Recipeプロジェクトは2021年に発足。総合包装メーカーの東洋製罐が缶詰やレトルト、パック等の包装面を担当し、辻調が料理、レシピ開発を担当した。東洋製罐にとって食の課題はビジネスに直接関わる問題でもある。一方辻調は食文化を担う人材育成に努めており、食の未来創出は重要なテーマのひとつ。缶詰やレトルトは、一般的には料理人にはネガティブなイメージのあるものだが、逆に大きな可能性をはらむものであり、協働に至ったという。

第一弾では社会課題を俯瞰したうえで「長期保存可能な本格料理」をテーマに4品を開発した。

■トマト・ファルシ(缶詰)
※月面での生産が予定されているトマトを採用

■だし(缶詰)
※缶詰で保存のための加圧加熱の影響を計算し、原材料の分量や抽出時間を調整

■ぶり大根(レトルトパック)
※通常調理と同様の仕上りを可能にした共同研究の成果がつまった一品。

■鹿スネ肉のブレゼ、ソース・エーグル・ドゥース(レトルトパック)
※有害鳥獣の代表格である鹿肉を使用

■エスプリ・ド・タタン(缶詰)
※傷などのため販売できない廃棄リンゴを使用

鹿肉は、国産ジビエ認証を取得している信州富士見高原ファーム(長野県富士見町)のものを使用した。また、本製品は研究段階のものであり、現時点では一般販売の予定はないという。

東洋製罐グループと辻󠄀調理師専門学校が食を通じた社会課題解決を目指す「+Recipeプロジェクト」を発表
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000105.000049660.html

<東洋製罐グループ×辻󠄀調理師専門学校>食で社会課題解決を目指す「+Recipeプロジェクト」発表 第1弾:長期保存できる料理5品の試食会開催
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000168.000016404.html