奄美大島出身の建築家・山下保博氏が中心となってまちづくり、地域活性化などに取り組んでいる「山下保博とまちづくり」。その活動のひとつに、宿泊施設シリーズ「伝泊」の開発・運営がある(奄美イノベーション株式会社 (本社:鹿児島県奄美市))。島でしかできない宿泊体験を提供するとともに、奄美諸島に無数に点在する小さな集落の伝統と文化を守り伝えていくことも目的としている。現在、奄美大島、加計呂麻島、徳之島で42棟52室を展開している。
そのひとつ「伝泊 The Beachfront MIJORA」に隣接するレストラン・バー「2water」が、コンセプトからリニューアルし、10月3日(木)にオープンする。
新たなコンセプトは「奄美を喰らう」。食材の85%以上を地域の信頼できる生産者から仕入れ、奄美ならではの豊かな自然と文化を体感できる料理を提供するという。
そして、今回のリニューアルではイノシシが前面に押し出されている。奄美に生息するリュウキュウイノシシを使った「アマミシシのラザニア」。奄美では祝いの席でイノシシを食べる食文化もあり、「奄美で過ごす時間が「ハレの日」のように良い時間になるように」という思いが込められている。ほかにも田芋(ターマン)を使った料理など、地元食材を活かした料理が並ぶ。また、今後クリスマスディナーや、奄美大島の正月の伝統「三献」を反映した朝食メニューなども展開する予定だという。
リュウキュウイノシシは、本土のイノシシに比べ抗疲労成分の「バレニン」「カルノシン」の濃度が非常に高いという研究もある。伝泊での宿泊、島での体験がスペシャルであるように、リュウキュウイノシシの食体験もスペシャルなものとして楽しみたい。
新コンセプトは「奄美を喰らう」奄美の生命力を皿に宿し、2 watersがリニューアルオープン!|2024年10月3日(木)~
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000020.000032911.html