愛知県岡崎市のフレンチ「アンフュージョン」の大河内徹シェフが、ペットフード「La Fusion OKAZAKI」を開発販売。ふるさと納税返礼品での取り扱いも開始した。
アンフュージョンはもともとジビエ料理で人気の名店。10年以上前から鳥獣被害で捕獲される鹿肉を仕入れてきたが、その岡崎市内の処理施設が2022年に閉鎖してしまったことから、今年2月に、お店の横に食肉処理施設をみずから開設、処理施設事業も開始した。
しかし、猟師からの搬入も順調で、逆に自分のお店だけでは処理しきれなくなってきたため、有効活用のため、今回のペットフードの開発に踏み切った。開発にあたっては、長年のジビエ調理の経験に基づき、ペットフードに最適な処理方法も編み出したという。
製品は、鹿肉を使ったもので、鹿肉では珍しい猫用のアイテムもある。いずれも生肉の真空パックで加熱調理推奨。
ねこちゃん用鹿肉(ミンチタイプ)
わんちゃん用鹿肉(カットタイプ)
わんちゃん用鹿肉(ミンチタイプ)
ふるさと納税返礼品にすることで、岡崎市の鳥獣被害の現状や、自然保護の取り組みを知ってもらうのが狙いだという。
岡崎市のフランス料理店がジビエ・ペットフードを開発 ふるさと納税返礼品として出品
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