愛媛県鬼北町、鹿を利用したペットフード「GIBIEVERY」を発売

昨年10月に稼働を開始した「鬼北町ジビエペットフード加工処理施設」(愛媛県北宇和郡鬼北町)が、鹿を使った犬用ペットフード「GIBIEVERY(ジビエブリ)」シリーズ3アイテムを発売した。

「ジューシージャーキー」はモモ、ロースを使ったもので、半なまに近い食感のソフトタイプで、高齢犬にも食べやすい製品。「ミンチ生肉」は部位取り前ぜで、250g2パック入り、30g10パック入りの2タイプを発売。パラパラタイプのミンチで加熱調理が必要。いずれもオンラインショップでの販売となる。

ブランド名は、「みんなの」という意味を込めた「エブリー」と、ジビエを組み合わせたもの。環境、人、ペット、みなに優しい製品であることを謳う。ジビエブリは、今後同施設のブランド「えひめ鬼北やさしいジビエ」の主力製品に位置づけていくという。

原料の鹿は、有害鳥獣捕獲で捕獲されたもの。鬼北町では、年間850頭の捕獲を目標としており、さらに2025年までに近隣3市町からも搬入を受け入れ、イノシシ・鹿合わせて約2200頭の処理を目指しているという。

愛媛県鬼北町でジビエを活用した地域課題解決型の犬用ペットフードが誕生
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000043.000084276.html