イギリス、ウェスト・バークシャー州ハーミテージに、新たな野生鳥獣処理施設(game processing facility)がオープンする。この種の施設としては実に40年ぶりだという。敷地面積は1,100平方メートル、年間4万頭の鹿、1万5000羽の狩猟鳥の処理が可能で、300頭保管ができる冷蔵倉庫を設置する。
施設は、この地域の土地所有者、著名なハンター、食肉卸の実業家による共同事業によるもので、狩猟・捕獲、処理、販売を一貫して行うほか、皮革や角などの有効利用も推進していく。また、1頭処理するごとに1ポンドを、イギリスの野生肉開発委員会「Eat Wild」に寄付するという。
オープンは2024年8月。7月20日にはオープニングセレモニーが開催される。