雨風太陽が百戦錬磨と資本・業務提携

東北に拠点を持ち、「都市と地方をかきまぜる」をミッションとする株式会社雨風太陽(本社:岩手県花巻市)が、民泊仲介サイト「STAY JAPAN」を運営する株式会社百戦錬磨(本社:宮城県仙台市)が行う第三者割当増資を引き受け、関連会社化。今後、業務でも提携していくことを発表した。

雨風太陽は2011年の東日本大震災を機に創業され、『東北食べる通信』「日本食べる通信リーグ」、アプリ「ポケットマルシェ」などで地方と都市をつなぐ活動を展開してきた。近年は食を通した“地方留学”の事業も手掛けている。

百戦錬磨は「STAY JAPAN」などで農泊・民泊の実績とノウハウを豊富に持ち、日本のインバウンド戦略でも重要な役割を担ってきた。

今後は、百戦錬磨の農泊・インバウンド事業と、雨風太陽が持つ全国の生産者ネットワークを活用し、主に訪日外国人向けの宿泊事業や農業体験などを展開したい考えだ。2025年には1万人、2030年までに5万人の外国人観光客を地方へ送客するのが目標だという。

雨風太陽の地方留学のメニューで、ジビエ、狩猟体験は重要なポジションを占めている。今後の同社が展開する新事業においても、各地のジビエ事業との連携が期待される。

雨風太陽が百戦錬磨の株式を取得して関連会社化 農泊におけるインバウンド需要を取り込み、地方の活性化と持続可能性向上に貢献
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000218.000046526.html