26日、神戸市がアライグマの捕獲を強化する施策を展開すると発表した。
今年度はアライグマの出没が多発しており、4~6月の比較で、鳥獣相談ダイヤルの相談件数、捕獲数が例年の約2倍になっているという。
捕獲強化は夏野菜、果実の本格的な収穫前の措置として実施するもので、捕獲エリアを被害地に限定せず、ねぐらとなる山林部にも拡大するとともに、被害が顕著なエリアでは、集中的・効率的な捕獲を実施する。緊急措置として捕獲檻を約1000基に増やし、年度内には倍増を図るとしている。
また、情報収集の強化も必要であるとし、「鳥獣相談ダイヤル」について市SNSや公共交通機関のデジタルサイネージなどで広報していくという。
※グラフは記者発表の資料より抜粋