1日4組限定のラグジュアリー古民家オーベルジュ「うだ薬湯の宿 やたきや」(奈良県宇陀市)が、ジビエと狩猟をテーマにした「やたきや狩猟ツアー」を開催する。
宇陀市は薬草のまちとして知られ、薬効の高い鹿角、袋角なども利用されてきた歴史があるという。また、市内の鹿革タンナーは国内鹿革シェアの95%を占めるているほど、本格的に利活用がされている。食肉利活用では、ボーンブロスで知られるジビエの食肉処理施設「星くらジビエ」が2018年から稼働しているほか、今年2月に近畿で最大規模級の公設処理施設「宇陀ジビエファクトリー」が竣工、稼働を開始したばかり。
こうした宇陀市のジビエの状況を猟師や事業者とともに回るのが今回のツアーだ。
1泊2日で、初日の午前から猟師と「獣道探検ウォーキング」とワナかけの体験。昼食はシカ毛皮のラグを敷いてピクニックランチ。午後には猟師のミニレクチャーと、奈良産業株式会社の鹿革なめし工場見学と続く。そして、夜はジビエディナーをいただいた後に、夜の山の動物たちを観察するナイトサファリというコンテンツとなっている。ツアーの案内役、ガイドは「星くらジビエ」の店主・猟師の岡村絵里氏らが務める。
10月は28日(月)~29日(火)、11月は18日(月)~19日(火)。12月以降の開催は公式サイトで公開していく予定。予約は同店のウェブサイトから行う。
宇陀市の狩猟や捕獲獣の利活用の歴史は長いが、同時に新しい活動も盛んに行われており、今後主要なジビエ拠点のひとつになると目されている。
自然と命の循環を体感!奈良でラグジュアリー宿泊と鹿ジビエを楽しむ『やたきやジビエツアー』9月17日(火)より販売開始
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000003.000093365.html