「九州ジビエフェスト」再び!

9月26日(木)~29日(日)、昨年開催され好評を博した「九州ジビエフェスト」の第2回が開催される。主催はJR博多シティ(福岡県福岡市)。

ジビエ料理は、7施設と5飲食店、九州ジビエコンソーシアムと組んだ福岡県立糸島農業高等学校および事務局の計14店舗が出店する。料理はいずれも特長のあるものばかり。例えば、糸島農業高校は珍しいアナグマ、アライグマの料理。安心院ソーセージ&宇佐ジビエファクトリー(大分県安心院市)は、もともと豚肉や鶏肉等通常の食肉加工や飲食店経営のバックグラウンドもあって、「ジビエ生ソーセージ」「イノシシベーコン串」など、ちょっと変わったメニューを揃える。ウキナナ(福岡県うきは市)は、シカ・イノシシの餃子を提供し、食べ比べメニューもある。平戸ファクトリー(長崎県平戸市)は、ジビエを使ったブリトーを提供するという。枚挙に暇がないが、どの店舗も魅力たっぷり。お腹を空かせて出かけたい。

もうひとつの売りが、九州一円の酒蔵が出揃うこと。宮崎ひでじビール(宮崎県延岡市)、都農ワイン(宮崎県都農市)など日本酒、焼酎以外も含め、15店舗が出店する(一部入れ替わりあり)。近年の日本ジビエは処理が良く、濃く旨味のある肉の味をストレートに味わえるようになっていることから、ワインばかりではなく、日本酒、焼酎との相性も良いことに多くの人が気付き始めている。ぜひ会場で日本ジビエと日本のお酒の可能性を感じてほしい。

JR博多シティは、ジビエを通して深刻化している農業被害についての理解を深めてもらうことも狙いのひとつだとしている。

26日(木)・27日(金)は15時~22時、28日(土)は12時~22時、29日(日)は12時~21時。

九州ジビエフェスト 九州が誇る美酒と共に KYUSHU GIBIER FEST With-KYUSHU-SAKE
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